第1076回例会報告 (2017年11月08日)

司会

井上会員

点鐘

髙橋直前会長

国歌斉唱

「君が代」

ロータリーソング斉唱

「我等の生業」

「四つのテスト」唱和

ソングリーダー:大西会員

「ロータリーの目的」唱和

入澤元会長

来賓・
ゲストスピーカー紹介

髙橋直前会長

東分区インターシティ・ミーティング実行委員長 田口典彦様
ゲストスピーカー 杉浦孝浩様(当クラブ会員)

ビジター紹介

村社会員

山口幸一様(東京城東RC)
長島和子様(東京臨海東RC)

会長報告

髙橋直前会長

・本日は、地区懇親ゴルフ決勝大会が武蔵カントリークラブで行われており、当クラブから栗山会長、本多副会長はじめ合計8名参加しております。

・子クラブである東京臨海東RC様より、「1000回記念例会並びに忘年家族会」の案内を頂きました。参加頂ける方は、受付に出席表を置きましたので、丸印をお願いします。開催日は、12月5日(火)18:00より、東武ホテルレバント東京で開催とのことです。

幹事報告

佐藤大輔副幹事

・ロータリーの友11月号、ガバナー月信11月号をメールボックスに配布しました。

・11月のロータリーレートは、1ドル=114円です。

・来年2月20日・21日に開催されます地区大会の案内を会員皆様に送付してます。できるだけ大勢の皆様の登録をお願い致します。

卓話

国際ロータリー第2580地区ポリオプラス委員会委員 杉浦孝浩様(当クラブ会員)

卓話

ロータリー財団月間卓話
『次の100年に向けて踏み出した“はじめの一歩”』

ロータリー財団は2017年に100周年を迎え、今月はロータリー財団月間ですので卓話を致します。また日頃のご協力に感謝を申し上げたいと思います。
1917年アトランタ国際大会で、アーチ・クランフRI会長が「ロータリーで基金を作り、世界規模で慈善、教育、社会奉仕において“世界で何か良いことをしよう”」と提案、採択されロータリー財団が創設されました。
ロータリー財団の使命は、3つあります。1.人々の健康状態を改善する。2.教育への支援を高める。3.貧困を救済する。これらを通じて世界理解、親善、平和を達成する事です。
財団設立の1917年は第一次大戦の最中でありましたが、敬意を憶えます。
「世界理解、親善、平和」と言われても、ピンとこないですし、自分にできることはないと感じるかもしれません。でも、小さな行為が「バタフライ効果」で大きな成果につながることがあります。日本でよく言う「風が吹けば桶屋が儲かる」以上の効果が期待できることです。
2015年度は、寄付総額の約91%の約221億円が財団補助金として使われました。ご寄付をする時には、「世界のどこかで奉仕活動をしているロータリークラブに資金援助している」という意識を持っていただきたいと思います。
前年度のロータリー財団への寄付総額は2015-16年度266億円でした。120万人のロータリアンでは一人当たり1.6万円です。
ロータリー財団は、米国内慈善団体の格付けを行う機関により、満点の評価を受けることができました。「財務の健康性」と「説明責任&透明性」のいずれの分野でも100ポイントを記録。これは、財団への寄付金が効果的にプログラム・プロジェクトに活用されたことを意味します。歴史的な節目となる100周年度に、募金目標3億ドルを超えるご寄付が寄せられました。
ロータリー財団がどのようなプログラムを進めているのか、について説明します。①ポリオ撲滅。②ロータリー平和フェローシップ。③補助金プログラム。この三つだけです。
ポリオ撲滅活動はロータリーが単独で行っていると思っていらっしゃる方もいるようですが、WHOが全般的な指導や支援をし、ユニセフがワクチン調達、CDCが専門家の派遣や発生源の分析、ロータリーとビルゲイツの財団が資金の拠出をするというように、協力して活動しています。わずか60円のワクチンで一人の子供をポリオから守ることができます。この様にもう少しでポリオを撲滅するところまで来ているのですが、ポリオ撲滅には資金確保が必要です。今、徹底的に撲滅をできず、ポリオが再流行すれば、10年以内に世界中で毎年20万人がポリオを発病すると見積もられています。
次のプログラムは「ロータリー平和フェローシップ」です。今、世界では50か所以上で国際紛争があります。世界各地で平和の推進者となる人材を育成するための奨学金制度です。
長期コースと短期コースがありますが、両コースとも英語を含む2か国語に堪能である事が条件です。学友は即戦力としてユニセフなどに於いて上級職で活躍しています。日本では国際基督教大学の大学院修士課程で学びます。
私たちのクラブが奉仕活動を行う補助金プログラムについて。
「補助金」は我が地区の会員が財団に対して寄付したものが原資です。3年前の寄付の約半分が地区に返ってきます。「補助金」は、「地区補助金」と「グローバル補助金」の2種類に分かれます。どちらの補助金も「人道的プロジェクト」と「奨学金」に使用可能です。地区補助金は、1年以内に完了する比較的小規模な活動で、社会奉仕活動でも国際奉仕活動でも構いません。地区補助金プロジェクトを分析すると、「物品寄贈」「設置」「イベント実施」の3つに大きく分類することができます。
グローバル補助金は、実施国と援助国のクラブが協力して行う総額300万円(3万米ドル)以上の大規模な奉仕活動で、内容はロータリーの6つの重点分野に限られ、大きな成果と長期的持続が望まれる活動です。
最後に、ロータリー財団の使命は、ロータリアンが、人々の健康状態を改善し、教育への支援を高め、貧困を救済する事を通じて、世界理解、親善、平和を達成できるようにすることです。
この奉仕活動の原資になる寄付をお願いしています。
本日はロータリー財団の全体像をお話しましたが、このロータリーの奉仕活動の根幹をなす財団の意義をご理解頂き、寄付にご協力をお願い申し上げます。

点鐘・閉会

髙橋直前会長

今日のランチ

PDFファイルはこちら